大根、カブ、春菊の種まきを行いました
- Lotus
- 10月4日
- 読了時間: 3分
更新日:10月4日
暑さが落ち着き始めた9月の半ばから1週間ずらしで種を蒔き続け、本日全ての畝の種まきが完了しました。
とはいえ、全ての種が必ず発芽する訳ではありませんので、発芽しなかった部分はまた1週間後に種を蒔き、なるべく1度に大量収穫する事を避けるようにしています。
欲を言えば1か月毎の収穫で15本ずつ採れればベスト。それを4か月間続けられればなおファンタスティック。……まあ、現実はそんな簡単ではありませんが。
今年は植え付け間隔を狭くし株間30cmとしたので去年の2倍、約130本以上あります。これだけでも種まき作業、そしてこれから訪れる早朝の凍える寒さの中での害虫退治の悪夢がより大変になることでしょう。 今年の冬は暖かくなるのでは?と巷では言われ始めてきておりますが、果たしてその予報は当たるのか否か。暖かければ人間にとって都合が良いものの、害虫が増えるので野菜たちには良くない。そう考えると、やはり冬は寒いほうが良いのでしょう。あまりにも寒ければ何重にも重ね着をしてまるでイエティのような格好で作業をすれば耐えられる……なんて、去年も全く同じ事を言っていた気がしますね。
こちらは猛暑を乗り越えた「おかわかめ」「ピーマン」「サツマイモ」のお三方。
今年の暑さを諸共とせず、本当によく頑張ってくれています。もしかしたらピーマンがコガネムシの幼虫に根をやられている可能性がありますが、2年前のようにクリスマスにも花を咲かせて実を付けるという偉業を成し遂げていただきたいものです。ガンバレ!
ちなみに、おかわかめは花を咲かせてしまうと新しい葉が出づらくなってしまいますので、次回の収穫で今年最後となる見込みです。暑さは落ち着きましたが、今年の猛暑で疲れた体にぜひ健康野菜「おかわかめのおひたし」でエネルギー補給を!元気になりますよ。
ところ変わりまして、こちらはセリ科に属するお三方。
例年お客様に好評なパセリを筆頭に、サラダにも使える上品な味のイタリアンパセリ、その人のご先祖様が口にしてきたかで好き嫌いが分かれる遺伝子レベル的の食べ物パクチーが暑さが落ち着きようやく成長を再開してきました。
しかし、パセリ&イタリアンパセリはたまに害虫被害に遭う程度なのでまだ許せますがパクチーは親でも殺されたのかという程害虫たちのヘイトを買い被害を受ける。今まで楽観的に種を蒔き直せばよいと思っておりましたが、このままでは一生ラチが明かないのと種がなくなってしまった為、即席で囲いを作り今に至ります。
現在10月4日でこの苗サイズなので、収穫はおそらく来年になるかもしれませんね……。
楽しみにして下さっていた一部のお客様本当にごめんなさい。
最後の〆は、寒い冬のありがたい収穫物といえば柑橘。その柑橘から金柑とシマダイダイのお二方。
今年は3月の強剪定で過去最大の花数を見せたものの、猛暑の影響で受粉をするミツバチが少なかったのと実を付けても直射日光で焼け落ちてしまい収量が少なくなりそうです。その分、シマダイダイが頑張って実を付けております。今年はこのシマダイダイの枝1本が先祖返りして斑入りではない葉と実をつけております。
これも何かの縁という事で、今年はこのシマダイダイをポン酢や食酢といった形でご提供を考案中です。とはいえ、収穫時期はまだまだ先ですので別のアプローチでの活用もあるかもしれません。その際は追ってご報告させていただきます。
それでは、秋野菜の種まきご報告と合わせて10月の畑の様子をお届けいたしました!
また次回の記事でお会いいたしましょう。